芸術むら公園を出て天空ミュージアムに行きました。
展示会場を巡るバスも出ていたのですが、私達は散策も兼ねて歩いて行きました。
そこまで遠くなかったです。
天空ミュージアムの会場は昔、蚕の飼育所だった場所で、木造平屋の雰囲気のある建物でした。
決して夜、1人では来たくない様な場所ですが、昼間に誰かと一緒であればとても楽しめます。
建物の前の敷地には私達の友人でイギリス人アーティストの
Sam Stocker のインスタレーション作品があります。
そこに同化して昔の椅子がないぶら下がりタイプのブランコがあります。
建物を入って左側の部屋には、貞子が出てきそうな映像とインスタレーション作品があります。
絶対に1人では来れません。。。
右側の部屋は、アーティストインレジデンスプログラムで東御に滞在しているフィンランド人のアーティスト
Venni Ahlbergさんの
映像作品があります。
和紙のスクリーンに東御の空の映像を映し出した作品なのですが、とても綺麗で引き込まれる様な素敵な空間でした。
そこを抜けて奥の部屋に行くと、藁?で作った様なバッグなどの作品があり、奥にはひたすら壁画を描いている方がいました。
こちらは天空の芸術祭総合アートディレクターであり、東京藝術大学副学長の保科豊巳先生の作品で、明治期のパノラマ絵画の再現作品です。
この作品は今度瀬戸内に新しく出来る美術館に描かれる50mにも及ぶ壁画の為の習作で10mの絵画です。
それを8月から既に2ヶ月に渡って描かれていました。
地下には、オーストリア出身の
Anna Gabrieleと
諏訪葵さんのインスタレーション作品が展示されています。
光や水、ガラスを使った反射を楽しんだり、ビデオカメラで自分も作品の世界に入り込んで遊べる空間でした。
木造で天井が薄く、人が歩くだけでキシキシ音がするのも、この空間の雰囲気を演出していてとても面白かったです。
その他にも展示会場は点在していて、全ては周りきれなかったのですが、その代わりに美しい自然を満喫しました!
元気が出る丘に登ったり、湖に夕日が沈んで行く反射を見物しました。
楽しみにしていた花火はレセプションと時間が重なってしまった為見る事は出来なかったのですが、待ち時間に不思議な喫茶店に行き貴重な体験もしました。
そして夜は温泉に浸かり、最高の1日でした☆
満足度のとても高かった天空の芸術祭は、
現在も開催中で10/28(日)まで行われています!